陽の光にも似たその髪に指を通すと、胸の奥のどこかが―――――それが心と呼ばれるものか意識なのかわからないが―――――ちりちりと痛む。

あぁ、目の前に在る光こそが、かつて捨て去りそれでも求めてやまなかった希望という光なのだと、気付く。

我知らず流れ落ちた涙を拭う唇に、そっと触れた。







● 後書き

タイトルは本来 『 knight shadow 』 と 『 night shadow 』 の発音記号を想定。
片仮名でも良かったけどなんとなく締まらない感じなので。
でも音は「ナイトシャドウ」。

候補として「デザートナイト」も考えたけれど、砂漠の 『 desert 』 とデザート(甘味の) 『 dessert 』 は綴りも発音も異なるので上手く表記できず断念。 『 砂漠の夜 』 と 『 甘い夜 』 をかけたかったのだけれど。
よって「ナイトシャドウ」で。
一応エドガー×シャドウだし、夜更けな感じだし。造語だけど。


タイトル付けてから、そういえばエドガーは knight (騎士)ではなく mercenary (傭兵)だったのではなかったかと思ったが、後の祭り。

やたらと「エドガーは」だの「シャドウは」だのがうるさい出来になってしまったけれど、なにぶん勢いで書いたものなので(その割には最後は逃げたけど)……。
以上、エドシャド初作品でした。






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