後書き



最初は三話くらいで終わる予定でした。
数年前に様々なジャンルの夢サイト様のお宅を訪問していて、ふとFF6の夢を目にして
「ああ懐かしいなあ」くらいの気持ちでいたのがつい先日の事のようです。

とあるサイト様のお宅でシャドウさんの夢を拝見し、ダムが決壊したかのように突如ぐわーーーっと彼への愛がみなぎってきたのも先日の事のようです。
何でしょう、目覚めてしまったというか。
それまで彼の事は普通に好きでしたが、夢を書く対象としては見ていなかったので本当に目覚めたとしか言いようがなかったりします。

当時は指輪物語の夢専門で書いていましたが、後から後からシャドウさん愛が湧いてくるのでよっしゃ書くか、と自分で書き始めて……二年半くらいでしょうか。完結まで掛かったのは。
ここまで来るとは思わなかった。
軽く予定より十話程オーバーです。
シャドウさんは深いので正直まだ書き込み足りてない気もするのですが、連載はこれで完結となります。


ラストは数年前の書き始めの頃から決めてあったのですが、敢えてシャドウさんの答えを書き出すような事はしません。
どうするにしても、彼自身の意思に基づくなら夢主にとってもそれでいいのだと思います。

本当は夢主も縛ってでもシャドウさんを連れ帰りたかったと思うんですが、けれどシャドウさん自身が「生きたい」と願わなければ意味がないというのも判っていたと思います。
彼女はあくまでシャドウさん自らが生きることを望んでほしいと考えているんだろうな、と。

痛みや苦しみというものを夢主も知っているから、生きることの辛さをシャドウさん程でないにしろ知っているはずです。
もし生き続けることが彼にとって苦しいだけなら、シャドウさんの選択を否定はしないと思います。
それでもわたし自身、彼の選択が覆る事を願ってやみません。


連載自体はこれで完結となりますが、これからは連載を軸にした派生短編を主に書いていこうと思います。(今までとあまり変わりませんが……)
なのであまり最後なんだ、という気が実はしていなかったりします。
ひとまず一区切り、という感じで。

ダラダラと長引いて十四話まで書いてしまいましたが、少しでもお気に召して頂ければ幸いです。
此処までお付き合い、本当にありがとうございました!









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