使用上のご注意

・ DVDはスペシャルエクステンデッドエディション(以下SEE)使用
日本語吹き替えに設定
・ 劇場公開当時の思い出・夢小説語り等ごちゃまぜ
・ 原作1回しか読んでないので微妙に解釈間違ってるかも
・ 時たま発生する変態的発言にご注意





< 旅の仲間 後編 >


後半です。
…………後半、です(二度目)。

ええ、前半があれば後半もありますよね。判ってますとも。
そしてこのロードオブザリングが三部作であって、この後『二つの塔』『王の帰還』へと続く事ももちろん、承知の上であります。

劇場での初見時に緑野さんは三部作だって事を知らなかったので
「あれ、これで終わり???」てな感じで
疑問符を並べましたけれどね。(予備知識まるっきり詰めずに観たクチなもので……)



しかしある意味で、緑野さんの中では指輪はこの『旅の仲間 後編』で完結している気がします。
ボロミアさんがああなってしまわれている事が理由の一つです。
うちの夢小説も、ここまで来たら基本的に完結する予定ですし。

旅の仲間フルメンバーなこの数時間は、シーンの一つ一つがそれこそミスリルみたいに、或いはそれ以上に貴重に思えます。




友人がわたしに、
「指輪のDVD、『旅の仲間』の後半のとこだけ相当の回数観てるんじゃない?」
と訊いてきたことがありました。ボロミアさんが一番出てるとこですからね。

確かに、前半や二つの塔、王の帰還に比べたらそれなりの回は観てると思います。
でも、ディスクが焼き切れるくらい観てるわけじゃあありません。思っているほど、回数重ねて観てはいないと思います。
あんまり観すぎると、何かが減るような気がします。

何がなのかは、よく判りません。
「慣れすぎると感動が減る」とでも根底で思っているのかもしれません。そうでない他の何かの理由があるかもしれません。
若しくは、単にそんな気がするだけなのかもしれません。


それと同時に、ボロミアさんが苦しそうにしてるとこをあんまり観たくない。というか。そんなふうに思ってるのかな。
自分でもよく判らないんですが。
……目を逸らしてはいけませんよね。ちゃんと受け止めないと、ですよね。


兎にも角にも、ただただ何度も繰り返して観る事にさえ、躊躇いを感じるほどに複雑な思いがあります。
そんな指輪の世界がもう本当に、大好き。


しかしながら劇場で初見の緑野さんときたら、

アラゴルンとボロミアさんの区別はつかないわ
ガンダルフはご臨終したものと思い込んでるわ
挙句の果てにはガンダルフスパイ疑惑鑑賞記前半参照)。



この後半、色んな意味で大丈夫なんでしょうか。



今から本当に心配ですよ、もう。
と、いうわけで此処は一つ、覚悟を決めて(←大袈裟な)つらつら書かせて頂きますよ。
そんなこんなで、旅の仲間 ・ 鑑賞記後編を、ここに。






裂け谷、でしたね。
そうです、仲間が結成されてその直後に前半はブラックアウトしたんでした。
後半はその続きからのスタートです。


場所は……たぶん、此処で皆待ち合わせていたんでしょうか、どうやら門の前のようです。
画面がちょっと見づらいんですが、馬とボロミアさんらしき人が見えます。そこにレゴラスが現れた、という様子。

うーーーーん、ホビットやギムリも居るような気がするんですが、よく見えないよー。
居る……のかな?
あ、よーくよーく見たら、居るっぽいな。うん。


たぶん皆で未だやってこないアラゴルンやフロドのことを話してたり、さりげなく自己紹介し合っているのに違いない。
そこに夢主も加わっているのに違いない。
ホビットと少しずつ話をし始める夢主を、隣でボロミアさんはきっと優しく見守っているのですよ。もやもや(妄想中)
そしてレゴラスが夢主に言葉を掛けようとして、
途端ボロミアさんの機嫌が悪くなったりするともっと良い。(いいのか

(実際連載進めてみたら、こっそり毛布に紛れている夢主なのであった……)

……すみません、最初から夢フィルターかかってました。流してください。





アラゴルンの追加シーンで手つきがいやらしいなぁと思っていると、あっという間に場面はフロドとビルボのところです。

裂け谷でのビルボが白髪になってるのを見て
「ちょっとだけ老けたな」
とこの頃は思ってたんですよね。この頃は。

指輪の及ぼす影響の事とか、最初の頃言ってた「引き伸ばされてる感じがする」っていうのの意味が、まだよく解らなくて。
後に、物語が本当に終末に近付く頃に、その事についてようやく理解する事になるわけですが。


しかし兎に角、今はスティングとミスリルきんきらシャツの授受です。
よかったねフロド、これで攻撃力と守備力は大幅アップです。
前衛に出られるとまでは言いませんが、それらしい戦闘は出来るんじゃないでしょうか。


期待はしてない主人公なんだから死なない程度に強くなって……!


ホビットなので主力にはなりにくいかもしれませんが、適度に努力して頂きたいところです。
……というか本当、自分の身くらいは自分で守れるようにレベルを上げていかないといけませんよね。
大変な旅になりそうですが、ここまで来たらやるしかありません。ファイトだフロド。

それじゃ、モルドールに向かっていざ出陣。
と、その前に出発式らしきものをやっとかないとね。

ああ……、エルロンド卿からの最後の言葉が告げられた後。
皆、軽く礼したりするちょっとした瞬間があるんですけど、ここのボロミアさんの髪がふわっと風で舞い上がるんですよねー。
なんてお麗しいんでしょううふふふふー、と思っていると、アラゴルンとアルウェンのシーンです。

お二人とも言葉なく視線を交し合っておられます。きっとアラゴルンは

「君が来てくれたらこのパーティーは史上最強を名乗れていただろうに残念だ」

とか思っていたんじゃないかとか勝手に心中アテレコしつつ、旅の仲間一行は裂け谷を後にするのでした。





さてさて。
かなり岩山ゴロゴロの強行軍な場所ですね。これは大変だ。
かーなーりー長い道のりを歩んできた皆さんの、しばしの休憩タイムでございます。

ソーセージが美味しそうだなー、どっかの村かその辺りで調達してきたものなんでしょうかね。
この辺りだと魚は獲れづらいだろうし、やっぱり肉食に傾くのかな?
河が近ければお魚料理が出来そうなんですけどね。

その際きっと夢主は簡単に出来る塩焼きのお魚を見ながら
「これに醤油を少し垂らすともっと美味しいのになぁ」とか一人ごちるものと思われる。
という食事妄想はひとまず中断。


ボロミアさんとメリピピの剣のお稽古のお時間です。


ピピンに怪我させたかと心配して慌てて駆け寄るボロミアさん。
痛恨の一撃を脛に食らって飛び上がるボロミアさん。
じゃれつかれて思い切り笑顔全開のボロミアさん。



いいぞメリピピ、もっとやって!!



うちの夢主、たぶん本気でこう言いますよ。ニマニマしながら見てるんだきっと。
この人懐っこそうな笑顔で戯れるボロミアさんが、本当のボロミアさんなんですよね。
後のシーンではほとんどこのスマイルは拝めませんけれど、きっと普段はこうやって笑う事がたくさんあるはず。

気が付けば兄上やメリピピだけじゃなくアラゴルンまで笑ってるし、フロドも稽古の様子をやわらかい表情で見てるんですよね。
フロドとボロミアさんの直接な交流でいいシーンがなかなか無いんですけど、でもちゃんとフロドは、ボロミアさんが優しい人なんだってことを判ってるんだと思う。

会議の時は「ちょっと怖い人」とか思ってたかもしれないけど、旅の行程の中で徐々に理解してくれるはず。
そういうシーンが時間とか物語全体のテンポの関係で入んなかっただけで。




とか思ってる間に、反対側ではガンダルフとギムリがなにやらお話ししておいでです。
ギムリは自分の親戚のいる地下坑道を行きたいみたいですが、ガンダルフは却下しています。
そうですか、駄目ですか。そう簡単には嘆願は受け入れてはくれないようです。

しょうがないな、と劇場で観ていた緑野さんは思いました。



流石敵のスパイが化けた

偽ガンダルフだけありますよね


(詳しくは鑑賞記前半をご覧下さい)



先導する立場にあるガンダルフを装って、きっとこやつは静かにこのパーティーを破滅への道に導くつもりなのに違いありません。
くそう、なんてやつだ。

その腰掛けてる岩の上から今すぐにでも突き落としてやりたいぜなんて思いもしましたが、相手はスクリーンの中、観客である緑野さんはただ彼らを見守るしか術がありません。

しかしこうして見てるとガンダルフ、普通に旅の仲間一行の中に溶け込んじゃってます。
いやあ、なかなかやるね! 本当のガンダルフみたいだよハハハ

でもね、わたしは騙されませんよ

例えアラゴルンやフロドを始めとする仲間達みんなが気が付かなくても、このわたしは決して警戒を解いたりなんてしません。
いつかその正体を現したなら「わたしは最初から判っていた」と言ってやるのですフハハハハ!






緑野さんの勘違い物語、後半も絶好調。






自分で思い返しても鮮やかな思い込みっぷりです。
や、本当に、どこまで気付かないんでしょうねわたし。とか言うのはまぁ一旦置いときましょう。流石にいつかは気付きますから。
……あ、なんか来ましたよ。空の向こうから黒い細かい点がたーくさん。



レゴラス 「あれはクレバインだ!!」



クレバインってなんじゃ。
コンバインの間違いではないかと思った緑野さんは正真正銘の田舎っこでございます。
(※コンバイン…刈り取り、脱穀・選別の機能を兼ね備えた大型農機具)

そんなことより、ひとまず隠れてみましょうか。

……ああ、やっぱり、サルマンの偵察隊だったようです今のコンバインは(違)。
なるほど、向こうさんも流石にそうやすやすと前進させてはくれないようです。
ま、スパイが潜り込んでいても手堅く行く先を阻むのは当然ですよね!(…)

ならばということで、一向は急遽、雪の積もるカラズラスの峠へ向かう事を決めたのでした。




いくらホビットの足が固くて靴がいらんと言っても、此処で裸足なのは見てるこっちが霜焼けになりそうです。
視覚的に生理的にその感覚が耐え難いです。小さき人たちよ、貴方達のためではなくこのわたしのために靴を履いてください。
そんな雪山、カラズラスです。(どんな)

日焼け止め塗っておかないと、雪焼けしそうですよね。
きっと反射が眩しくて、目を開けてるのも大変なんじゃないかなぁ。うーん。
て、思っていたら。

せっかくボロミアさんが落し物を拾ってあげたというのにフロドは泣きそうな顔で礼も言わずひったくるように指輪を取り返す上、アラゴルンは怖い顔です。しかも周りの皆は無言でじっとその様子を見ています。


な、なんなんだこの冷遇ぶりは!


さっき休憩してたときの和やかで優しいひとときは何処へ行ってしまったんでしょう。
くそうこの寒いを通り越して痛い空気、こっちまで苦しくなってくるっちゅうねん。
(ボロミアさん、そしてひいてはロードオブザリングというストーリーを語る上で大事なシーンだってのが判っているだけに余計に)
うわーん、深く語ってなんていられない、次、次に行かせて下さいっ。行きますよっ!(脱兎の如く)





コンバイン、再び。(違)
サルマン、少―しばかりご無沙汰でしたね。いかにも悪役の立つべき背景をバックに独り言を呟かれてます。なんて言ってるのかな。えーと。



「ガンダルフめ、カラズラスの峠を越えるか……越えられなければ、次は何処へ行く?
もし山の力に負ければ、更なる危機に立ち向かわなければならぬぞ」




ほう。なんだかガンダルフが本物みたいな口ぶりですね。
ふふふ、そんなにこの緑野さんを騙したいワケですか。ムダです。わたしは信じない。
ていうかサルマンもガンダルフもそんなに観客に対して 『 本物のガンダルフが生きてた 』 と思わせるためのトリック仕掛けなくていいのにね! ミステリーとか推理系の映画じゃないんだからさ!

……とか思ってましたよ。当時の劇場での緑野さんは。
今思い返すとなんていうかもう、全くだ。としか。





はい、旅の仲間ご一行様 in 吹雪の中のカラズラスです。


普通に遭難して死ねそうです。


ここで遭難したら春になってもきっと発見されません。アイスマンになっちゃいますよー。引き返しましょうよー。



アラゴルン 「山を崩すつもりだ!ガンダルフ、ここは引き返そう!!」
ガンダルフ 「いかん!!」



やっぱりこのスパイ、一行をここで全滅させる気です。

しかし此処で雪に埋もれちゃったら、指輪探すの大変そうだなぁ。
とか何とか言ってたら、サルマンの魔法による落雷です。旅の仲間、雪に埋もれるの巻。
……やっぱり先には進めませんよ。これ。



ボロミアさん 「グズグズしていると危険だ!ホビットたちが皆死んでしまう!!」



ホビットでなくても軽く逝けますから。

普通に考えれば当然ですが。
ああでもボロミアさんてば優しいよ。自分より小さい人たちのことを案じているよ。
きっと傍に居る夢主のことも心配で心配でしょうがないのに違いないです。
寒さの中であたたかさを感じるシーン…………のはずなのですが。



えーと。突然ですけれども。
SEEにオーディオ・コメンタリー(音声解説)が収録されてるのは皆様ご存知ですよね。
監督や制作チーム、キャストの皆様が映画の進行に合わせていろいろ熱く語っていらっしゃるアレです。

一応一通り、4グループに分けられるそれぞれのチームのこの音声解説を拝見したのですが、その中で(あえてどのチームとは言いませんが…)ぎょっとしてしまったコメントがございます。
以下、抜粋。





























「ホビットを気遣うボロミアの言葉は本心だろうか
「仲間をゴンドールを導きそこで指輪を奪う目論みでは?」
「本当に心配なのかもしれないが実際のところは謎だ」





























緑野に痛恨の一撃!!


827の大ダメージ!!




なな、な、なんてことを…………!!!(ガタガタガタガタ)
本心に決まってるじゃないか!! なんだ「かもしれない」ってなんなんだうわーーーん!!!
ボロミアさんが指輪に魅入られる役柄であるのは百も承知ですが、しかしこんなところまで疑われなくたっていいじゃないか……!(と緑野さんは思う)

……すみません、このコメントはちょっと、いやかなり衝撃的でした……。
なんかね。もうね。

コメンタリーだけで泣けちゃいそうです。

何ですか、ボロミアさんに対するこの仕打ち。
くそう、そうか本当はみんな兄上の事が大好きで大好きで仕方がなくてだからこそ「好きだからいじめてしまう」みたいな小学生的理由があるのに違いない(半ば自棄)

そんなこんなで、緑野さんが結構普通に凹んでいる間にパーティーはいつの間にか、カラズラス撤退を決意、一路モリアへと向かうのでありました。






えぇえ……と。

追加シーンのフロドとガンダルフはことごとく兄上を警戒しまくっているし(泣)、レゴラスは言わんでもいいことを言ってギムリの神経逆撫でしてたりするし………。
なんですか、あの岩山での休憩シーンみたいな微笑まずにはいられない優しい時間は本当に何処へ?

レゴラスさんの和を乱すような発言、エッジ効きすぎ……。
例え心の中で
エルフが発するものとは思えない罵りの呪詛の言葉を思っていても
それを表には出さないで……と冷や冷やしてました。
(演出すごい効果的すぎて……これが後々ああなるとは)

と、ドゥリンの扉発見。
しかしガンダルフ、呪文を忘れてしまい通行不可能です。
「おまえさんの頭で叩くんじゃペレグリン・トゥック!」だなんてピピンに逆ギレしちゃうイスタリは何だかお茶目さんですね、ふふ。
というのはさておき。

あ、メリーが石投げてる。いかにも危険。
そういえば此処で石投げるシーン、原作ではボロミアさんがやってるんですよね……。
映画作製スタッフ様方、ボロミアさんが投げるんじゃなくしてくれてありがとうございます。
これ以上なんかあったら

緑野さん普通に素で泣けそうです。

メリーにとっては扉の謎解き役をフロドに渡すことになったりと、このシーン少し不憫なことになってしまいますが。


さて。紆余曲折を経て扉を開けたはいいものの。
中は廃墟状態、おまけに後ろには触手が現れる。強制的にモリアへと入る事になってしまった旅の仲間ご一行様。
運が良くてもここを抜けるには4日かかるとのことです。うわぁ、大変だ。
時間の感覚狂いそうですよね、暗い坑道の中ですし。
ひとまず、静かに前進あるのみです。

おお。話しは少しばかりミスリルに移った様子です。あれは、ミスリル鉱山? なのかな?
どういう素材なのか、深い知識はありませんがひとまず


FFではよくお世話になっております!


ミスリルメイルとか、ミスリルシールドとかですね。うんうん。
ガンダルフはそれについて、ギムリを始め皆に語っています。以前、ビルボに贈られた鎖かたびらについてのようですね。
えーと何々、ガンダルフは何て言ってるのかな?


「ビルボは気付いておらんが、あれはホビットの里全てを合わせたよりも高価なんじゃ」


たった今ガンダルフ、

ホビット庄の住人全てを敵に回したような気が。

あの中つ国の楽園ホビット庄全部よりすごいんですか??? そうですか……。な、なんだか複雑な気分ですが、まぁいいか。
とにかく先へ進みましょう。


て、言ってる傍からガンダルフ道順ど忘れ。ゴラムの追尾に気付くフロド。3日前からつけて来ていると告げるガンダルフ。
あの触手との闘いで入り口は激しく落盤したはずですが、何処からどう入ってきたんですかね。うーん。


それはまあ重要でもなさそうなのでスルーして、さて、やっとなんとか地下宮殿まで辿り付く事が出来ました。
ギムリはバーリンの墓を発見です。
此処でボロミアさんがギムリの肩に手を置くシーンはいいですよね。ちょっと画面見づらいかもだけど……。

──って思ってたら。ああ、ピピンの例のシーンだ。一気に画面の中がざわつき始めます。
来ちゃいましたねー。オークの軍団が。ボロミアさんが走っていきますマント翻して。
入り口塞ぐ時に傍にあった斧をつっかえ棒にしてますけど、斧装備も結構似合いそうですねボロミアさん。
なんていってる場合じゃないや。


さあて。オーク&トロルとの戦闘ですよー。いろいろおいしいシーンがありますよね此処。
経験値もたくさん積めそうです、実際ホビットもなかなか頑張ってる様子。
と言いつつもトロルに狙われるサムの隣で奮戦している兄上の後姿ばかりを目で追ってしまいます。

緑野さんの目、兄上自動追尾機能標準装備ですから。

サムのピンチを連携で助ける人間お二人にはメロメロです。
そして次のシーンではまた別の意味でメロメロです。



何がどうひっからまったんだかウッカリ鎖に拘束されてしまったボロミアさん。
一瞬自身の危機を察した焦りの表情を浮かべるボロミアさん。
そのまま吹っ飛ばされてしまうボロミアさん。
う、うわあああ!どうせなら

鎖はもっとギュッとキツく縛って……!!

え、えっとそれより結構大ダメージです、格好の餌食です。
あわや殺られるかという時に助けてくれたのはアラゴルン。交わされる視線、肯く馳夫さん。
これだけでもうお腹いっぱいです。
と言っても戦いはまだ終わりません。
きっと夢主は敵味方問わず跳ね飛ばす勢いでボロミアさんのところにダッシュしてくるに違いありませんが。

皆がかなり頑張っている中、フロドがトロルに目を付けられてしまいました。
それに気付いたアラゴルンが応戦するも途中でダウン、フロド、刺される。
ここまで来たら、兄上の勇姿がまた拝めますよー。


フロドがやられたと思ったメリピピがトロルの頭部に飛び掛るシーン。
その向こうでオークに斬りつけてるボロミアさんの凛々しいお姿が堪りません。きゅんきゅん。


……というのを友人に語ったら、「え、そんなシーンあったっけ」と言われましたけどね。
ちゃ、ちゃんと見てホラ! トロルより向こうの方で動いてる人がいるじゃん! あれが兄上だよ!!
時間にしたら3秒くらいだけどさ!! でもこれ貴重な3秒だよきっと!


……ふぅ、そ、それはひとまず置くとして。
やっとなんとか敵は片付けられましたが、いよいよこれから橋へ向かいます。
向かうのはいいんですが、辺りから這い出てくるオークはあまりに数が多すぎます。あっという間に囲まれてしまいます。

あー。此処、ギムリが威嚇の声上げてるんですね。
で、その後敵が逃げてくからギムリは得意顔してるんですよね。……ごめんギムリ、


オーディオ・コメンタリー見るまで気が付かなかったです。


あ、全く脈絡ないですが、ここの兄上の表情がとても好き。
闇を睨みつける顔が素敵。笑ってる時を除くとかなり上位に来る表情です。素敵……。




さてモリアも後半です。
階段から落ちそうなボロミアさんを助けるレゴラス。
この二人、この頃にはそれなり仲良くなってるんだろうな。そうだといいな、うん。仲間なんだから仲良くして欲しい。

でもレゴラスと夢主が仲良くしてるとやっぱり落ち着かない兄上であってほしい。ふふ。


……はっ、妄想してたらもうガンダルフとバルログが対峙するシーン…………
って、あ、あっさりバルログ落ちちゃったよ。
ガンダルフも道連れで落ちちゃった。
…………ってあれ、本当に落ちちゃいましたよ?


以下、劇場でここのシーン観てた緑野さんの心中。




…………あれー? おかしいな。
まるで本物が落ちたみたいな描かれ方だなぁ、うーん。




と思ってる間にボロミアさん&フロド、スクリーンからフェードアウト。
続いて他の仲間も続々脱出を果たします。
え、ガンダルフは? ガンダルフは? スパイのはずではなかったのか、此処で脱落するならスパイではなく本物だとでも?
……え、え、え?



暗い映画館内、緑野さんは周りにいる他の観客をそっと見回してみました。
普通にガンダルフ脱落シーンひいてはその後の仲間たちの落胆振りに、切なそうにしている空気がそこはかとなく流れています。





正直に言います、わたしの中ではこのシーンで

やっとガンダルフスパイ疑惑が晴れました





えーと、本当にこの頃になるまでずっと疑っておりました。
そしてそれは不意に終わりを告げてしまったのです、 それまで疑心暗鬼だった緑野さんのこころの中は旅の仲間と違い

専ら別の意味で茫然自失です

今までのわたしは何だったのでしょう、一体何がわたしをそこまで疑り深くさせていたのでしょう。
全く以って判りません。判りませんがこうしてネタにもなったことだし今となってはいい思い出として語り継ぐことにしておきましょう(ということにしておきます)

ガンダルフごめんなさい、わたしをカエルにしたり井戸に放り込んだりしないで下さいね。



というわけで、この件についての教訓をおさらい : 「信じる心を大切に」







ロスロリアーン。ですね。うーん。

どうしましょう、ボロミアさんとアラゴルンが語ってるシーンは好きなんですが当時お二人の見分けが付いてなかったもんで話の内容についていく前に「どっちがどっちなんだあああ」とそればかり必死に考えていた在りし日の緑野さんが思い出されて仕方ありません。

必死になって区別しようとしてると直ぐに奥方とフロドのシーンになっちゃうし。
奥方トランスの場面では「新たな敵が増えてしまったのか!?」と焦りました。奥方最凶。

……ううっ、どうして兄上だけ贈り物のシーン無いのー? というのはお約束ですよね。
ああ、でもこのマントの授受のとこでの兄上の斜めアングルショット、目が綺麗で堪んないや。という方向に話しを逸らしておこう。
その前にうちの夢主、4口どころか全部丸ごと食べちゃいそうですあのレンバス。
とか言いつつ、ああ、だんだんあのシーンですね……。





アモンヘン。です。

…………何をどう此処に書いていいんでしょう。
変な文章になってたらすみません。そういう記述があったら

緑野さんご乱心しちゃってるんだな

と思ってやって下さい。




追加シーンでのアラゴルンとボロミアさんの言い合いのシーン。
ゴルンはボロミアさんやゴンドールを想って言った台詞なんだけど、言われたボロミアさんは直後、相当ショックだったろうなあ。
希望が絶たれるような感覚があったんだと思う。演出すごい。



……ああ、ごめんなさい、直視するのが辛い。ボロミアさんの表情が。



フロドの指輪奪おうとするとこが本当にしんどい。
何が辛いって、自分を失うことが辛いと。彼が彼でなくなるっていうのが、今観ると本当に切ない。

フロドの「ボロミアじゃなくなってる!」がまた拍車をかけます。
フロドはちゃんと本当の彼を知っていたからこそ出る言葉のはず。フロド自身もそういう意味でまた辛かったはず。


く……っ、ゴンドールの角笛が…………角笛が…………っ。
アラゴルンが必死に駆けつけようと悪戦苦闘している最中にも鳴り響くのがもどかしくて……。


…………………………。
……………………………………………………。
………………………………………………………………………………。
























(あのシーンをご想像の上しばらくお待ちください)
























……あの、鑑賞記書いててそのヤマ場でこんなこと書くのアレなんですが。



すみません、ここのシーンについて書けません……



あえて書かない、のではなく、書けません……。言葉が出てこなくて……。
何でしょう、こんなに時間経ってるのにどうして何も出てこないんでしょう。自分でも不思議です。
いえ、自分のこのシーンに対する想いの表現が 『 文章 』 で表すことが出来ないんです。





緑野さんは 『 映画を観て泣く 』 ということが基本的にない人で

それは指輪においても同じで涙を流すという行為はしたことがなく

けれどこのボロミアさんのシーンは泣くとか泣かないとかそういう次元に達する以前に

ただただ呆然としてしまって

目を逸らしたくとも逸らせないまま

ただただゆっくりとスローで流れるような時間の中

目の前の画面の中で佇んでいるボロミアさんを

観ているしか出来なくてどうしようもない程もどかしくて

それでもこうして物語の中で起こっている出来事にまた呆然とし続けている事しか出来ない





……とでも言いますか。そんな感じです。
ただ膝をついてその場で呼吸を繰り返しているボロミアさんを抱き締めたいとしか言えません。
改めて観るとやっぱり、こころが痛くなる場面でした。


劇場ではまだアラゴルンとボロミアさんの区別がついてないので、どっちがどっちかを判別しようとするのに精一杯で悲しみにくれる余裕がなかったというのは内緒です。






ああ…………、物語はもうすぐ一旦閉幕を迎えようとしています。
(アラゴルンがあの篭手をつけてるってのを知ったときは純粋に嬉しかった……!)

ん……と、フロド&サム組、メリー&ピピン組、アラゴルン&レゴラス&ギムリ組、の3パーティーですか…………。
戦力が見事に偏ってしまいましたね……。
アラゴルンの組は平均レベルが60くらいありそうですが、他2つは平均がたぶんまだ10くらいなんじゃないでしょうか。


しかもフロド達はモルドールへと旅立とうとしているワケです。
敵の本拠地ですよね。パーティーメンバーは2人、しかもホビットです。レベル10くらいです。
メリピピもオークに攫われかなり際どい状態にあるはずです。
そんな中、物語は爽やかに希望を感じさせる音楽と共に流れていきます。


ああ、確かにまだこのお話は始まったばかりなのかもしれません……。


フロドとサムは遂に暗雲立ち込めるモルドールへと向かい歩き始めます。不安もあり、けれど希望もあるはずです。
その勇姿を見た時わたしは思いました。
彼らは確かに勇者であると。


レベル10で敵の本拠地に乗り込もうとするその無謀さ勇気は

まさに勇者です。



旅立つ彼ら、何処へ行くとも判らないメリピピ、それを追跡するアラゴルンたち……。
ゴルンパーティーは放っておいても大丈夫だとして、フロド&サム、メリー&ピピン。



この2パーティーに果たして


明日はあるのか。




これから展開されるであろう壮大な物語への期待と不安とその他諸々を抱えたまま、『旅の仲間』編は終わりを告げたのでした。





ちょっと長くなりましたが、後編でした。
『 二つの塔 』 は書くかどうか判りません……。だって兄上が兄上が兄上が(以下略)

正直、映画を観た直後はボロミアさんのことはまだ特別に好きではなくて。
後に原作を一度読んでから急に兄上愛に傾いてしまって。
その頃には劇場公開は終わり、コレクターズエディションのDVDもまだ出てないという狭間の時期。
必死に映画館で一度観ただけの映像を呼び起こそうとしたものでした。


兄上とゴルンの区別も付かない頃の微かな記憶の中で、それでも割と鮮やかに兄上の印象は残っていましたよ。
当時まだ浅すぎる指輪歴、それでも覚えていたボロミアさんの印象を言葉にするならそれは
『 いい笑顔をする人 』 でした。

結構年月は経ちましたが、それでもこうして愛は続行中です。
当時の事をこうして書き出す場も持てるようになりました。

……色々勘違いや少々妄想の混じったものでしたが、その、少しでも楽しんで頂けたなら光栄です。
ボロミアさんの例のシーンは書くの逃げてしまいすみません……。でも、改めて見直すことが出来てよかったです。
ここまでお読み頂きありがとうございました……!

(二つの塔へ続くかどうかは未定)

←前半はこちら




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